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ガーラ・グランディ木場不買運動

江東区東陽のガーラ・グランディ木場や赤羽橋のガーラ・プレシャス東麻布は隣接地境界スレスレの約50cmに建設する悪質な投資用ワンルームマンションです。 ガーラ・グランディ木場は休日祝日無視で作業する突貫工事です。突貫工事は建物の品質もいい加減になりがちです。 https://sites.google.com/site/boycottfjnext/ ガーラ・グランディ木場の仮囲いは粗末である。近隣住民の工事被害を防げるものになっていない。 http://akiba.geocities.jp/uchuubaka/gala.html ガーラ・グランディ木場は自然破壊である。実需とは関係なく、迷惑勧誘電話で無理やり売りつけるために自然が破壊され、醜悪なマンションが建設されることはやり切れない。 https://sites.google.com/site/boycottfjnext/nature

April 14,2012

● 『検事失格』と不見当

市川寛『検事失格』は冤罪事件・佐賀市農協融資事件で冤罪被害者を取り調べ中に「ぶっ殺すぞ!」と脅迫した元検事によるノンフィクションである。取り調べ中の暴言発覚で厳重注意処分を受けて2005年に辞職し、弁護士になっている。小沢一郎氏の陸山会事件に国策捜査・不当裁判との批判が出ている中でタイムリーな出版である。

冤罪加害者・暴言検事が弁護士にスライドし、正義の告発者としてもてはやされることには違和感を禁じ得ない。書籍の内容も検察庁の内部・教育体制を暴くことが主眼で、本人の反省という点では弁解や言い訳が目につく。冤罪事件・布川事件の冤罪被害者支援者は厳重注意処分を受けた市川氏に対して「まるで反省している様子もなく、『蛙のツラに小便』程の効果もなかったように見受けられました」と語っている。このような人々の声も大事にしたい。

一方で刑事裁判有罪率が99%という人権が保障された先進国として異常な状況に制度の問題があることも事実である。たとえば「不見当」という裁判用語がある。主に刑事裁判で弁護人側の証拠開示要求に対して検察側の回答で使われる。これは提出を要求された書類や証拠物が「見当たらなかった」ことを指す言葉であるが、当該物件を提出したくないときに「ない」と嘘をつかずに誤魔化すために使われる。

実例として痴漢冤罪事件を扱った映画『それでもボクはやってない』でも弁護人側の要求に検察が「不見当」と答えている。また、冤罪事件・布川事件でも弁護人側が要求する供述調書を検察側が不見当と答えた。これは2006年3月5日に放送されたテレビ朝日『ザ・スクープスペシャル』「検証!日本の刑事司法 ~ 布川事件39年目の真実 ~」でも取り上げられた。

「不見当」は弁護人側から「不見当でごまかさず誠実に答えるべき」「合理的な説明を求める」と批判される言葉である。「不見当」との回答で済まされてしまう裁判の仕組みに問題がある。『検事失格』が制度にメスを入れる契機になれば、大きな価値がある。(林田力)
http://www.hayariki.net/hayariki3.htm#11
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林田力の書評

↑   by 林田力 at 13:46 | comments(0)

March 20,2012

● NARUTO―ナルト― 59

林田力,NARUTO―ナルト― 59 2012年02月11日
http://news.livedoor.com/article/detail/6271687/
林田力,権力のつかみ方 ~人の心を虜にするJFK式「心理操作の魔術」~ 2012年02月10日
http://news.livedoor.com/article/detail/6267041/
林田力,ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章~紋章を継ぐ者達へ~(13) 2012年01月17日
http://news.livedoor.com/article/detail/6199540/
林田力,デストロイアンドレボリューション 2 2012年01月06日
http://news.livedoor.com/article/detail/6172645/
林田力,銀の匙 Silver Spoon 2 2011年12月30日
http://news.livedoor.com/article/detail/6158815/
林田力,銀魂―ぎんたま― 43 2012年02月19日
http://news.livedoor.com/article/detail/6293544/

林田力の書評

↑   by 林田力 at 14:53 | comments(0)

March 11,2012

● 林田力『二子玉川ライズ反対運動』

 林田力『二子玉川ライズ反対運動』(マイブックル)は二子玉川東地区再開発(二子玉川ライズ)に対する住民運動を記録したノンフィクションである。東京都世田谷区の二子玉川(ニコタマ)では街壊しが進行中である。「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」や「二子玉川ライズ オフィス」など東急電鉄・東急不動産ら東急グループの営利目的の再開発によって、二子玉川の貴重な自然と近隣住民の住環境が破壊されている。

 自然と住環境を守るために住民運動側は住民集会や裁判、議会への陳情など様々な活動に取り組んでいる。本書では「にこたまの環境を守る会」「二子玉川東地区まちづくり協議会」ら住民団体の活動の一端を紹介する。

 また、同じく二子玉川で起きている住民運動である多摩川暫定堤防や三菱地所玉川一丁目マンションへの反対運動についても触れた。『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者の林田力が東京都に提出した二子玉川東第二地区市街地再開発事業計画(案)への意見書及び口頭意見陳述原稿も収録した。

 二子玉川ライズは街壊し
 二子玉川ライズ差止訴訟
 二子玉川東地区再開発見直しを求める集い
 にこたまの環境を守る会集会
 二子玉川住民が再開発を意見交換
 二子玉川東地区住民まちづくり協議会が住民提案披露
 世田谷区玉川のタウンミーティングの呆れた実態
 不満が残った世田谷区砧のタウンミーティング
 二子玉川第二地区再開発事業計画縦覧と住民陳情
 二子玉川東地区まちづくり協議会が陳情審査結果を報告
 もう一つの二子玉川住民運動 玉川にエコタウンを作る会
 世田谷区議会で二子玉川再開発補助金削除の予算案組み換え動議
 二子玉川東地区再開発住民提案の採算性分析
 二子玉川東第二地区再開発問題で住民集会
 二子玉川東第二地区再開発組合設立認可に抗議
 東京都が二子玉川住民抗議文に回答
 二子玉川の環境を守ろう お花見交流会
 二子玉川ライズ タワー&レジデンス問題
 多摩川暫定堤防問題
 三菱地所玉川1丁目マンション問題
 多摩川暫定堤防の見直しを求めるお花見交流会
 二子玉川東第二地区市街地再開発事業計画(案)に対する意見書、口頭意見陳述原稿
http://www.mybookle.com/indiv/bookle/2099

林田力の書評

↑   by 林田力 at 11:19 | comments(0)

February 26,2012

● 『新しい道徳』携帯メール依存症は人間を壊す

藤原和博『新しい道徳』(ちくまプリマー新書)は民間人初の公立中学校長として話題を集めた人物が現代社会に即した道徳を提言する書籍である。私は道徳の書籍というものに必ずしも好印象を抱いていない。唯一絶対と信奉する価値観を一方的に押し付ける印象が強いためである。

愛国心教育が典型であるが、愛国心の押しつけを批判する側にも似たような傾向がある。教育現場を覆う管理主義は深刻な問題である。しかし、それを批判する教師側にも自己の考えのみを絶対視し、自己と他者を線引きする偏狭さが見受けられる。同じような管理主義の犠牲者の教師に対しても考えの相違する人々に対しては連帯ではなく、反動的な知事や教育委員会に対してと同じように執拗に攻撃する。

私は政策作りの市民運動に参加したことがある。そこで管理教育批判の立場から「教育の自由」という提言がなされたが、これに対して「教師に好き勝手させるような印象を与える」との反対意見が出され、「教育の自主性」に変更されたことがある。一部の人々の独善は進歩的な市民でさえも辟易させてしまう。

進歩派さえ辟易する状況である。故に「腐った公務員を何とかしてほしい」と考える多数の市民が「荒療治が必要」「病根を断つために極端な手段も正当化される」と管理教育を推進する首長を支持してしまうことも説明がつく。強権的な首長の手法に問題があっても、むしろ問題があるからこそ支持してしまう心理である(林田力「都知事選出馬の渡辺美樹・ワタミ会長の経営の評価」)。

http://www.hayariki.net/poli/tokyo.html

これに対して『新しい道徳』は価値観の多様性を前提とする。唯一絶対の正解の押しつけを否定することから出発する。それ故に著者の結論に納得する人だけでなく、著者の結論を支持しない人も一つの考え方として読む価値がある。

興味深い内容は携帯メール依存症批判である。携帯メール依存症の問題は既に様々なところで指摘されている。本書では携帯メール依存を世代間ギャップと捉えるきらいがあるが、若年層の間でも携帯メール依存症は恥ずかしく、迷惑な存在である。若年層に人気の漫画の中でも携帯メール依存症は風刺されている(林田力「空知英秋『銀魂』に見るゼロゼロ物件業者への対抗価値」PJニュース2011年11月4日)。

http://www.pjnews.net/news/794/20111103_2

この点で著者の若者観にはステレオタイプな傾向があるものの、携帯メール依存の弊害の指摘は重たい。携帯メール依存症患者は携帯メールによってつながっているという安心感が生まれる。これは幻想的なものであるが、本人にとって心理的な安心感が得られる。

これが相手の都合を無視してメールを送りつけながら、返事がないとキレるという身勝手な反応をもたらす理由である。メールは電話と異なり、非同期性が最大の特徴であるが、同期的な使用法しかしないならば愚かである(林田力「電子メールの同期性と非同期性(上)」PJニュース2010年12月16日)。

このように携帯メール依存症は携帯メールのコミュニケーションの世界でも迷惑な存在である。しかし、携帯メール依存症の弊害は携帯メールの世界にとどまらない。つながっているという幻想的な安心感によって感覚が麻痺し、いつでも質問すれば誰かが反応してくれると考えてしまう。その結果、自立心や異なる価値観に立脚する他者の話を聞く能力が失われると指摘する。

この指摘は説得的である。たとえばパソコンのメールを携帯メールの感覚で雑な文章で書いて読み手の反感を買うケースは現実にある。まさに道徳(モラル)の問題として取り上げる価値のある話である。携帯メール依存が人間を壊すことが理解できる内容であった。

林田力の書評

↑   by 林田力 at 15:08 | comments(0)

February 24,2012

● 『権力のつかみ方』遅刻癖を切り捨てる健全性

内藤誼人『権力のつかみ方 ~人の心を虜にするJFK式「心理操作の魔術」~』(大和書房)は、ケネディ大統領の言動を手本として支持されるリーダーになるための秘訣をまとめた書籍である。ケネディの言葉を紹介するが、ケネディの心理に踏み込むよりも、ケネディを導入部にして著者の哲学を全面に出している。ケネディは……と言っているが、危険なので……がいいという箇所もあるほどである(164頁)。

内容は「遠慮するな。厚かましくあれ」などの逆説的な見出しが並び、カバー裏には「あなたの人生観を根本から覆す『変革の書』」と紹介されている。しかし、内容は意外にも真っ当なものが多い。本書は権力をつかむためのハウツー本であり、望ましい権力者像を示すものではない。それ故に権力を悪用したい人物が本書を読んで権力者を目指すことにも使える。

それでも本書の背後にある著者の道徳観念は健全である。たとえば遅刻をする人間への否定的評価は複数箇所で登場する。普段は仏様のような顔をしているという著者であるが、約束の時間を守らない人には怖い顔を見せ、怒鳴りつける(70頁)また、口では綺麗事を語る人物でも遅刻癖があれば、その事実から、これっぽっちも価値がない人物と評価する(111頁)。

本書の提言には相互に抵触しかねない内容もある。たとえば福島第一原発事故で情報隠しが批判された東京電力を反面教師として悪い情報は早く伝えるべきとする(112頁)。ところが、他の箇所では上手な嘘が付けるように日頃から準備しておくことを推奨する(118頁)。

一方では「イヤな相手に、あえて好意的に接する」ことを勧める(35頁)。他方で「苦手な人はどうしたって苦手である。そういう人と付き合うのに過剰なエネルギーを費やす必要はない」と述べる(184頁)。リーダーになる道は一つではない。本書は一つの考えだけが唯一絶対というような幼稚な愚かさとは無縁である。

本書の「まわりからよく思われていない相手を切ると、それ以外の人からの評価を高めることにもつながる」(188頁)は私にも実感がある。しかも、切った相手は遅刻の常習者で、他人の迷惑を省みない人物であった。本書の価値観と合致する。その点もあって納得できる内容が多かった。(林田力)
http://hayariki.net/hayariki2.htm

林田力の書評

↑   by 林田力 at 21:05 | comments(0)

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『東急不動産だまし売り裁判』著者
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林田力(はやしだりきHayashida Riki)は漫画・ドラマ・書評・不動産・裁判・住民運動・市民運動などジャンルを問わず活動中。著書に『こうして勝った』(ロゴス社、2009年)。東京都世田谷区の二子玉川東地区再開発(二子玉川ライズ)の住民被害や反対住民運動を詳細に紹介し、「世田谷問題を精力的に取材されているネット・ジャーナリスト」と評される。
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