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ガーラ・グランディ木場不買運動

江東区東陽のガーラ・グランディ木場や赤羽橋のガーラ・プレシャス東麻布は隣接地境界スレスレの約50cmに建設する悪質な投資用ワンルームマンションです。 ガーラ・グランディ木場は休日祝日無視で作業する突貫工事です。突貫工事は建物の品質もいい加減になりがちです。 https://sites.google.com/site/boycottfjnext/ ガーラ・グランディ木場の仮囲いは粗末である。近隣住民の工事被害を防げるものになっていない。 http://akiba.geocities.jp/uchuubaka/gala.html ガーラ・グランディ木場は自然破壊である。実需とは関係なく、迷惑勧誘電話で無理やり売りつけるために自然が破壊され、醜悪なマンションが建設されることはやり切れない。 https://sites.google.com/site/boycottfjnext/nature

October 19,2018

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↑   by at 16:06

October 10,2016

● 『白神の老殺し屋』

亀石征一郎『白神の老殺し屋 マタギVSエイリアン』(明窓出版、2016年)は社会悪を三十年式歩兵銃で暗殺する殺し屋の物語である。危険性が分かっていながらアスベストを使い続けた御用学者や官僚、経営者らが暗殺のターゲットである。殺し屋はサンカの子孫でマタギの出身である。トケコミ三代などサンカの生活史が反映されている。

本書の社会悪への批判は辛らつである。人間の皮をかぶったエイリアンと表現する。ハンセン病患者への差別やアスベスト被害の放置は許し難い。「あまりに広範囲にばら撒かれたアスベストによる死亡者の数は、実際には掴みきれていない」(231頁)。

特に許しがたいことは、加害者が被害者の痛みに無自覚であることである。一方で他人を虐げておきながら、自分達は消費生活を謳歌する。悪には悪の論理、悪の美学がある筈であるが、それすらもない。本書が人間ではなく、エイリアンと形容することも納得である。

登場人物らを通して語られる本書の社会観は独特である。主人公はサンカ出身であり、弥生時代から虐げられてきた縄文人の末裔と位置づける。それならば大和朝廷以来の天皇家は敵となる筈であるが、昭和天皇には敬意を抱いている。十五年戦争について「止むにやまれず戦争に突入した」とし、戦後の日本を堕落したと見ている(90頁)。この点は反体制のサンカの民が進駐軍に積極的に協力したとする矢切史観とは対照的である(矢切止夫『サンカ生活体験記』作品社、2003年)。

本書は現代の左翼には手厳しい。「アメリカの手先になっていた事にすら気付かない、愚かな左翼共が日教組を基盤とし、日本の独立精神を妨げた」(91頁)と批判する。マルクス主義など借り物の思想を教条的に当てはめるだけで、現実に苦しむ人々の救いにはならないと映る。弱者のためと称しながら、本当に困っている人々の役に立たないという側面があることは否定できない。

一方で本書は明治の廃仏毀釈を批判しており、国家神道中心の右翼思想とは異なる。国家神道は明治期に国家体制の確立を目的として人為的に作られた宗教であり、むしろ日本の宗教的な伝統を破壊した。神仏習合の修験道を日本の伝統とする本書の視点は正しい。

本書はスピリチュアル系ハードボイルド小説と銘打っている。ターゲット暗殺を狙う殺し屋と殺し屋を負う警察、ターゲットのボディーガードとして暗殺を阻止しようとするヤクザの闘いはハードボイルド小説を名乗るに相応しい。警察側の主人公と言える黒澤警部も時に上役に睨まれながらも殺し屋を追い続けるハードボイルドな刑事である。

普通のハードボイルド小説ならば暗殺の成功・失敗が決着であるが、本書は、その後も話が続く。そこに本書が「スピリチュアル系」と銘打つ所以がある。後半部分は一般のハードボイルドとは違った意味で圧倒される。それでも最後の落ちに脱力させられる。俗世の業の深さを感じてしまった。
http://www.hayariki.net/home/

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林田力の書評

↑   by 林田力 at 14:03 | comments(0)

October 02,2016

● ガーラ・グランディ木場不買運動

江東区東陽のガーラ・グランディ木場や赤羽橋のガーラ・プレシャス東麻布は隣接地境界スレスレの約50cmに建設する悪質な投資用ワンルームマンションです。
ガーラ・グランディ木場は休日祝日無視で作業する突貫工事です。突貫工事は建物の品質もいい加減になりがちです。
https://sites.google.com/site/boycottfjnext/
ガーラ・グランディ木場の仮囲いは粗末である。近隣住民の工事被害を防げるものになっていない。
http://akiba.geocities.jp/uchuubaka/gala.html
ガーラ・グランディ木場は自然破壊である。実需とは関係なく、迷惑勧誘電話で無理やり売りつけるために自然が破壊され、醜悪なマンションが建設されることはやり切れない。
https://sites.google.com/site/boycottfjnext/nature
FJネクスト(株式会社エフ・ジェー・ネクスト、FJ Next Co., Ltd. 8935、東京都新宿区、肥田幸春代表取締役社長)はワンルームマンション投資の迷惑勧誘電話や悪質マンション建設で評判が悪いです。
FJネクスト ガーラ・プレシャス東麻布 赤羽橋 既存住民が受け入れられないマンション建設反対!
https://sites.google.com/site/higashiazabu2014/
FJネクストは強制的に消費者や住民をコントロール(支配)しようとする思考を排除しなければならない。何故ならば人間は、誰でも他者から強制や強要をされることを拒むからである。悪徳不動産業者は長期的な計画をたてる余裕もなく、場当たり的な対応に終始する。サンドバッグを購入して「FJネクスト」と名付けた住民がいる。その気持ちは理解できる。
Yahoo!掲示板では以下のように指摘された。
「投資用ワンルームマンションを開発・販売してるFJネクストは、セールスのなかで「利回りの安定性」を強調してたけど、本当にその「利回り」は正しいのかな? 「利回り」が安定することなんてあるのかな?」
「FJネクストをぐぐると、『FJネクスト・ガーラ新築工事建築紛争』『迷惑電話』とかが、ヒットする。よほど酷いやり方なんだろうか?」
「林田力さんに不買運動された会社といえば、東急不動産や東急リバブルが有名だけど、両社とも株価がいけてないね」
http://www.hayariki.net/
FJネクスト江東区東陽マンション建設工事騒音
http://hayariki.x10.mx/
住環境破壊・騒音・振動のガーラ木場新築工事(マンション建設工事)
http://akiba.geocities.jp/uchuubaka/
FJネクスト迷惑電話
http://hayariki.ie-yasu.com/

ガーラ・グランディ木場不買

↑   by 林田力 at 15:02 | comments(0)

October 04,2015

● 『スターリン秘史 巨悪の成立と展開 3』雇われ左翼批判

不破哲三『スターリン秘史 巨悪の成立と展開 3 大戦下の覇権主義 上』(新日本出版社、2015年)はソビエト連邦の指導者ヨシフ・スターリンの問題を明らかにする歴史書である。スターリンが地上の楽園を建設する指導者ではなく、恐怖の独裁者であったことは広く知られている。本書は、そのスターリンの問題を一層深めている。

スターリンはナチス・ドイツと不可侵条約を締結した。ナチス・ドイツと共にポーランドを分割した。日本とも中立条約を締結した。これは将来のファシズム陣営との決戦を見据えた一時的な方便と解釈されることが多い。これに対して、本書はスターリンがファシズム陣営との世界分割を本気で考えていたと主張する。

この主張は新鮮である。結果からすればヒトラーは滅び、スターリンは生き残った。故にスターリンはヒトラーの一枚も二枚も上手だったと考えたくなる。特に日本人はソ連が大戦末期に中立条約を破って攻めこまれた経験があるために、ソ連のズルさ、卑怯さを考えたくなる。しかし、独ソ戦でソ連が大損害を受けたことを考えれば、スターリンが、それほど巧妙だったとは言い難い。スターリンがファシズム陣営との世界分割を本気で考えていたとの主張には説得力がある。

これを日本共産党委員長だった人物が主張していることは興味深い。ファシズム体制と共産主義体制を全体主義体制として同一視する見方は、資本主義陣営の保守勢力から唱えられる傾向があるためである。この視点があるからこそ、第二次大戦後の冷たい戦争への突入が正当化される。西ドイツの闘う民主主義もナチスの否定だけでなく、反共としても機能した。

日本でも反動的と批判されている中学歴史教科書がファシズムと共産主義体制を同視する視点を有している。自由社の教科書は「2つの全体主義」と題し、「一つは、マルクスの思想に始まり、ロシア革命を引きおこした共産主義である。もう一つは、ドイツとイタリアを中心としたファシズムである。どちらも全体主義の一種」と述べる。『スターリン秘史』の批判の矛先はスターリンであって、共産主義ではないが、反共につながり得る論理を著者のような人物が採ることは大胆である。

ファシズムと共産主義を同一視して共産主義を攻撃する立場への反論としてオーソドックスな手法は、「ファシズムと共産主義は違う、共産主義には良いところがある」というものである。しかし、ソ連の実例を考えれば、ソ連にも良いところがあるという主張は説得力に欠ける。資本主義を批判しようとする人々こそ、ソ連の問題点に向き合うべきだろう。

日本の左翼には文学の題材にもなったスペイン内戦の影響か、自由主義者と社会主義者が手を取り合ってファシズムと闘う統一戦線にロマンを感じる向きがある。しかし、そのような統一戦線は中々実現しない。それは自由主義者にとっては、ファシズムも共産主義体制も国家優先で個人の自由を抑圧する全体主義体制に変わりはないという冷徹な視点があるためである。その中で左翼側から幅広い連携を志向するならば、本書のようなソ連の全体主義への徹底的な批判精神が欲しいところである。

本書の主張は北方領土問題における日本政府の主張にもプラスに機能する。当時のソ連の外交の動機が領土拡張に過ぎないということを明らかにし、ソ連の道徳的な優位性を否定できるためである。

本書は、このスターリンの世界分割の野心にコミンテルンが利用され、コミンテルン加盟の各国共産党がソ連共産党の傀儡となったとも指摘する。これも重要な指摘である。現代日本には愛国心などを強調する勢力が実はアメリカ従属を進めているという矛盾がある。

この「雇われ右翼」問題は有効な批判になるが、これは日本の左翼にも跳ね返る問題である。ソ連共産党や中国共産党の傀儡であった「雇われ左翼」の存在は否定できない事実である。「雇われ左翼」を無視して、「雇われ右翼」を批判するならばダブルスタンダードになる。「雇われ左翼」の問題と向き合うことは意味がある。
http://www.hayariki.net/poli/sayoku2.html

林田力の書評

↑   by 林田力 at 16:32 | comments(0)

June 22,2013

● 林田力 書評 貧困都政

永尾俊彦『貧困都政 日本一豊かな自治体の現実』(岩波書店、2011年)は貧困と格差が蔓延した東京都政の寒い実態に迫ったルポタージュである。『貧困都政』は冒頭で貧困ビジネスを取り上げる。築地市場移転問題やオリンピック招致の無駄遣いなど興味深いテーマが続くが、本書評では貧困ビジネスに的を絞る。

貧困ビジネスには貧困者を搾取する極悪非道の連中というイメージがある。この理解は一つの真実である。現実に石原都政でも宅建業法違反で業務停止処分を受けた悪質なゼロゼロ物件業者は存在した(東京都都市整備局「宅地建物取引業者に対する行政処分について」2010年6月8日)。これに対して『貧困都政』では貧困ビジネスが生まれる背景である行政の責任放棄にメスを入れる。資本主義に放任するのではなく、政治に反貧困の意識が求められる。

貧困ビジネスには貧困者を食い物にして暴利を貪るとイメージがある。しかし、『貧困都政』が取り上げた貧困ビジネスは「赤字か黒字かの境界線上をさまよっていたようで、少なくともボロもうけしていた形跡はない」とする(20頁)。ここに貧困ビジネスの救いがたい実態がある。貧困ビジネス自体が赤字か黒字かというギリギリのところにあるために、貧困者を劣悪なゼロゼロ物件に住まわせるという非人道的なことを平然とする。貧困ビジネスは「貧すれば鈍す」が実態である。

そして、この事実は貧困ビジネスとの闘いが不毛でないことを示している。貧困ビジネスは資金が続かなければ破綻するからである。現実に東京都から業務停止処分を受けたゼロゼロ物件業者は姑息にも名前や代表者名、免許番号を変えて営業を続けたが、それから一年で消滅した。さらに名前を変えて新たな営業を始める危険はあるが、貧困ビジネスへの批判を続けることが消費者運動の勝利をもたらす。
http://hayariki.net/10/19.htm

林田力の書評

↑   by 林田力 at 11:42 | comments(0)

December 31,2012

● 今野晴貴『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』

今野晴貴『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』(文春新書、2012年)は社会問題になっているブラック企業を取り上げた書籍である。ブラック企業とは従業員を劣悪な条件で働かせ、うつ病から離職へ追いこみ、平然と「使い捨て」にする企業を指す。

著者はNPO法人POSSE代表として1500件を越える若者の労働相談に関わってきた人物である。その知見に基づいて「ブラック企業の見分け方」「入ってしまった後の対処法」などを指南する。NPO法人POSSEは若者の貧困・格差問題に取り組む団体である。

就職先としてブラック企業は絶対に避けなければならないことは言うまでもないが、ブラック企業の存在自体が日本社会に害悪を及ぼしている。ブラック企業の弊害は若者の鬱病、医療費や生活保護の増大、少子化、消費者の安全崩壊、教育・介護サービスの低下など多岐にわたる。ブラック企業が日本の未来を奪う日本劣化の原因といっても過言ではない。

ブラック企業が蔓延する背景にはブラック弁護士法人(ブラック法律事務所)がある(208頁以下)。利益至上主義の弁護士法人がブラック企業の法務や労務管理を担当する。弁護士としての使命感や倫理観は皆無である。本書では以下のように述べている。

****

私たちの相談には、辞めようとしたら弁護士から損害賠償請求の書類が送られてきたり、残業代を請求しようとしたら、逆に弁護士から脅された、という相談が数多く寄せられている。

こうした背景には司法制度改革で弁護士の数が激増したことがある。2000年に1万7126人だった弁護士の登録者数は、2011年には3万485人になった。ロースクール制度が整備され、大量に新規登録者が生み出された結果である。だが、急激に増加した弁護士の受け皿は増えていない。そもそも、当初「地方で弁護士が不足している」ことが、増員の理由の一つにあげられていたが、新規登録者の多くは東京近辺など大都市部にとどまっている。その結果、弁護士資格をとっても弁護士事務所に就職することができないものがあふれかえっている。また、弁護士事務所そのものが「ブラック化」している。今年弁護士登録した(第64期)の弁護士に話を聞くと、すでに周りの同期が何人も弁護士事務所を「自主退社」しているという。その経過はブラック企業と瓜二つである。相談室のドアを閉めていたところ、「外から相談の様子が見えないと、何が起こるかわからない。非常識だ」(おそらく、開けていても同じことを言われるだろう)と激しく叱責されたり、できるはずのない高度な訴状の作成をいきなり命じられる。そして、昼休みにも高度な法律の問題で質問攻めにして追い込む。ある女性弁護士は、見るからに痩せ衰えて、「自分は仕事ができない人間だ」というようになり、性格まで変わってしまったという。こうして、知り合いの内何人もが同じように弁護士事務所を去り、中には弁護士登録をやめてしまった人も出ているという。

弁護士事務所の場合にも、利益を出すために、ひたすら事務的な仕事を新規登録者にやらせて、「使えない」と判断すると、すぐに切る。こうして大量の弁護士が仕事にあぶれている。また、その過程で使命感や倫理感も失っていく。そうした弁護士たちが、ブラック企業の労務管理に介入してくることは想像に難しくない。

実際、かつては弁護士の業界は狭く、誰がどこに事務所を構え、どんな仕事をしているのかは、お互いによく知っていた。だからこそ、悪評もすぐにたち、なかなか無理な仕事はできなかった。だが、現在では同じ弁護士会の会員でも、まったく知らぬものが増えたという。

私の経験でも、完全に違法な行為に若い弁護士が加担してくるケースは後を絶たない。時には、まったくでたらめな損害賠償の請求書類に何人もの弁護士が名前を連ねて送ってくる。「脅し」のつもりなのだろう。

****
http://www.hayariki.net/3/18.htm
実際、以下のような非常識な法律事務所の話を聞いたことがある。法律相談中に東日本大震災が起きたが、相談者の安全を図らずに法律相談を強行して相談者を帰宅難民にさせた。震災後の鉄道の運休で出勤できなかった従業員全てを欠勤(減給)処分にした。

ブラック弁護士法人は被用者(新人弁護士や事務職員)に対してブラックであるだけでなく、ブラック企業を指南するために二重の意味でブラックである。ブラック弁護士法人の根絶がブラック企業根絶の道である。

林田力の書評

↑   by 林田力 at 14:08 | comments(0)

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『東急不動産だまし売り裁判』著者
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林田力(はやしだりきHayashida Riki)は漫画・ドラマ・書評・不動産・裁判・住民運動・市民運動などジャンルを問わず活動中。著書に『こうして勝った』(ロゴス社、2009年)。東京都世田谷区の二子玉川東地区再開発(二子玉川ライズ)の住民被害や反対住民運動を詳細に紹介し、「世田谷問題を精力的に取材されているネット・ジャーナリスト」と評される。
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