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ガーラ・グランディ木場不買運動

江東区東陽のガーラ・グランディ木場や赤羽橋のガーラ・プレシャス東麻布は隣接地境界スレスレの約50cmに建設する悪質な投資用ワンルームマンションです。 ガーラ・グランディ木場は休日祝日無視で作業する突貫工事です。突貫工事は建物の品質もいい加減になりがちです。 https://sites.google.com/site/boycottfjnext/ ガーラ・グランディ木場の仮囲いは粗末である。近隣住民の工事被害を防げるものになっていない。 http://akiba.geocities.jp/uchuubaka/gala.html ガーラ・グランディ木場は自然破壊である。実需とは関係なく、迷惑勧誘電話で無理やり売りつけるために自然が破壊され、醜悪なマンションが建設されることはやり切れない。 https://sites.google.com/site/boycottfjnext/nature

November 04,2011

● 『はてしない物語』現実逃避にならない作品

ミヒャエル・エンデの『はてしない物語』は、いじめられっ子のバスチアンが本の中の世界「ファンタージエン」の危機を救い、自分を探す物語である。『ネバーエンディング・ストーリー』として映画化もされたが、原作とは別物になっている。
いじめられっ子がファンタジーの世界で活躍するという大枠は夢のある児童文学の定番であるが、『はてしない物語』には罠が用意されている。ファンタージエンでバスチアンは増長し、自分を見失ってしまう。ファンタジー世界での活躍が現実逃避にはならない作品である。
『はてしない物語』は内容だけでなく、表現形式にも注目である。物語はバスチアンが暮らす現実世界と、バスチアンが読む本の中のファンタージエンという二つの世界で進行する。このために書籍では現実世界の記述は赤銅色、ファンタージエンの記述は緑色と文字色を相違させている。この主人公が現実世界で別の物語を読み進めるという異なる物語を並行させる表現形式はエリザベス・コストヴァの『ヒストリアン』にも見られる。(林田力)
SENZ Umbrellas センズ アンブレラ XL ブラック SZ-003BK
http://astore.amazon.co.jp/hayariki-22/detail/B002JCWWKI
センズ(SENZ) アンブレラミニ レッド
http://astore.amazon.co.jp/hayariki-22/detail/B001GR8HVU
林田力「『白竜LEGEND』第19巻、愚連隊は敵役としても力不足」リアルライブ2011年10月27日
http://npn.co.jp/article/detail/43167842/

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林田力の書評

↑   by 林田力 at 22:00 | comments(0) | trackbacks(0)

November 03,2011

● 『モモ』大人が読みたい児童文学

ミヒャエル・エンデの『モモ』は子どもの時に夢中になり、大人になってからも改めて読み返したい児童文学である。灰色の男達によって盗まれた人々の時間を貧しい少女モモが取り戻すストーリーである。時間に縛られて人生を楽しめない現代社会に対する警鐘であるが、注目は主人公のキャラクター設定である。
『モモ』は主人公モモが活躍するストーリーであり、モモが物語のヒーローである。そのモモには他の人にはない能力が存在する。それは人の話に耳を傾けることである。これは推理力や超能力、魔法、超人的な剣技など多くのヒーローが有している特殊能力に比べると見劣りする。しかし、このモモの能力が人々に自分を取り戻させ、幸せにすることを『モモ』は説得的に描いている。
むしろ一見すると誰にでもできそうなモモの能力であるが、実践できている人は少ない。テレビでは他人の話を遮り、自分の主張を押し付けることを討論と称する番組が持てはやされている状況である。意識を改めれば誰でも実践できることを美徳として提示する『モモ』は現実的な希望を抱ける児童文学である。(林田力)
http://hayariki.webnode.com/
安くてボリューム満点の渋谷のランチ
http://www.hayariki.net/cul/food.htm
林田力「世田谷区が実施計画・行政経営改革計画にパブコメ募集」PJニュース2011年10月25日
http://www.pjnews.net/news/794/20111023_1
幽霊の法律相談
http://www.hayariki.net/hayachikara.htm
http://hayariki.or-hell.com/Entry/11/

林田力の書評

↑   by 林田力 at 16:40 | comments(0) | trackbacks(0)

October 29,2011

● 『モンスタークレーマー対策の実務と法』クレームには誠意を

本書(升田純、関根眞一『モンスタークレーマー対策の実務と法 第2版』民事法研究会、2009年10月16日発行)は弁護士(升田氏)と苦情・クレーム対応アドバイザー(関根氏)がクレームの背景を分析し、解決の方向を紹介した書籍である。第2版では業種別クレーム事例を倍増して、より実践的な内容にした。
副題に「法律と接客のプロによる徹底対談」とあるとおり、異なる分野の専門家2人の対談形式で進行する。版元は法律書専門の出版社であるが、本書の内容は法律論よりも苦情処理が中心である。これは升田氏が聞き手で関根氏が語り手という形で進行する流れになっているためである。法律論では合法か違法かで一刀両断することになるが、苦情対応の現場では違法性がないから突っぱねるというものでもない。その意味で法律論を抑えたことは、この分野の書籍として成功である。
かねてより私はクレーマーという言葉の使われ方に疑問を抱いている。クレームは「要求する、主張する」という意味である。権利の上に眠るものは保護されない社会において、権利を主張することは正しいことである。商業メディアがクレーマーにネガティブなイメージを植えつけただけであって、消費者はクレーマーと呼ばれることを誇りにするくらいでいいと考えている。
残念ながら本書でもクレーマーはネガティブなイメージで使われている。しかし、関根氏は「最初から悪意を持ってクレームをつける人は、普通はいません。ところが、クレームの前に、問い合わせをしたときに受け付けてもらえず対応がいい加減だったというようなことがあると、自分の主張を通すために勉強をしてくる」と述べる(17ページ)。
クレームには基本的に誠意をもって謝れば解決できるというスタンスで、クレームを受ける側が顧客の不満を言葉の中から探し出し、相手の立場に立つことが解決の近道と主張する。本書のタイトルにはモンスタークレーマーとあるものの、本書は常識の欠けた理不尽な要求をする人に特化したものではなく、通常の苦情対応の対策書である。
通常の苦情でも対応を誤ればモンスタークレーマーとなってしまう。むしろ、消費者をモンスタークレーマーとラベリングすることで、企業側は自己満足する。その背景を関根氏は以下のように分析する。
「仮に100%こちらに落ち度があったとしても、売り手側、商業側、企業側としては、そうは言いましてもという気持ちがあり、何も抵抗する必要がないのに必要以上に時間をかけてしまう。やがてそれで収まりがつかないと、正しいクレームを言った人に対して、変人扱いをする」(50ページ)。
関根氏がクレームに正面から向き合うことを力説する背景は相手を顧客と位置付けるためである。クレーム対応がまずければ顧客を失うことになるという緊張感を持っている。この発想は人口が減少しリピーターの価値が高まる日本社会では一層重要になるだろう。
また、私は新築マンションの購入トラブル経験があるが、その際の売主側の対応が酷かった理由も理解できた(林田力「マンション販売トラブルで「お詫び」 東急リバブル・東急不動産」JANJAN 2007年10月4日)。
不動産購入は一般人にとって一生に一度あるかないかの買い物であるため、良心のない不動産業者にとっては一度売った客の相手をしない方が合理的になる。業者の思考回路を理解できるという点で消費者にとっても有益な一冊である。
http://www.hayariki.net/cul/claim.htm

林田力の書評

↑   by 林田力 at 18:13 | comments(0) | trackbacks(0)

October 26,2011

● 『夢見る黄金地球儀』没個性的な開発への怒り

本書(海堂尊『夢見る黄金地球儀』東京創元社、2007年)は桜宮サーガの一作品である。桜宮市を舞台として、『ナイチンゲールの沈黙』の浜田小夜も登場する。しかし、主人公は医者でも医学生でもなく、珍しく医療とは離れた内容である。
海堂作品は死因不明社会や救急医療の経済性など現実の医療への鋭い問題意識を特徴とする。本書は医療から離れるが、社会への問題意識は健在である。非効率な役所仕事や、住民不在の街づくりへの怒りである。経済優先の開発は街を没個性化させ、結局のところ街を衰退させてしまう。日本各地の都市で起きている問題が桜宮市でも描かれる。
「初めは海外のブランドショップとか入っていたが、次々と撤退してしまった。その跡に百円ショップとか千円マッサージとかコンビニとか、ジョナーズとかカコスとかのファミレス、要はどこにでもあるような店ばかりが溢れ返ってしまった」(145頁)
「ランチタイムなのに、半分の店のシャッターが下りている。開いている残りの半分のうち、そのまた半分はコンビニだったりファミレスだったりして、昔からの商店はほとんど見ない。これも時代の流れなのか。日本中の地方都市が、同じ顔つきになって老いさらばえているのだと思うと、持っていき場のない怒りに駆られる。」(167頁)
桜宮サーガには大学という教育研究機関が織りなす人間関係という魅力もある。特に『ジェネラル・ルージュの凱旋』や『ナイチンゲールの沈黙』での田口公平、速水晃一、島津吾郎の同期トリオの連帯感は小中高校とは異質な大学教育を共に受けた人々ならではの魅力があった。
本書は医学部出身者の物語ではないが、大学生活への思い入れは色濃い。学生時代の悪友への再会が物語の発端であり、修士課程を挫折した主人公の学問への屈折した思いが所々に顔を出している。(林田力)
http://www.amazon.co.jp/review/R39R2WYN2W10I9/ref=cm_cr_rdp_perm
二子玉川ライズ決済文書の一部非開示で意見陳述
http://www.hayariki.net/109rise.html
ふぁぼったー
http://favotter.net/user/hayachikara
再開発全国研究集会で二子玉川ライズ問題を現地視察
http://www.hayariki.net/futako/rise101023.html

林田力の書評

↑   by 林田力 at 22:38 | comments(0) | trackbacks(0)

October 15,2011

● 『ブレイズメス1990』経過の作品を読みたくなる

本書(海堂尊『ブレイズメス1990』講談社、2010年)は『ブラックペアン1988』の2年後を描く桜宮サーガの一作である。これから始まるというところで終わってしまうため、他の作品と比べると、作品単体としてはスッキリしない印象である。
バブル経済期に現代医療の問題は出ていたという点が著者の問題意識である。そのか一つの解としてスリジエ・ハートセンターを提示するが、バチスタ・シリーズでは主人公サイドの人間である高階権太には到底受け入れられない発想である。しかし、本書の高階は『ブラックペアン1988』以上に青臭く頭が固くて精彩を欠く。そのために考え方の対立する天城雪彦の独壇場になっている。後のバチスタ・シリーズでは高階は病院長になっており、本書で天城が描いた未来図とは反対の結果となったように見える。どうして、そのようになったか、経過の作品を読みたくなる。
本書では金持ち優先の医療という天城の主張を誰も論破できない。しかし、格差社会の進展した日本は本書で想定した以上に深刻な状況である。国民健康保険料の値上げによって健康保険料も納付できず、健康保険証を取り上げられ、基礎医療すら満足に受けられない人々が増えている。貧困という問題意識から医療の問題に切り込むアプローチがあっても面白いと考える。
http://www.hayariki.net/hayachikara.htm

林田力の書評

↑   by 林田力 at 22:49 | comments(0) | trackbacks(0)

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『東急不動産だまし売り裁判』著者
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林田力(はやしだりきHayashida Riki)は漫画・ドラマ・書評・不動産・裁判・住民運動・市民運動などジャンルを問わず活動中。著書に『こうして勝った』(ロゴス社、2009年)。東京都世田谷区の二子玉川東地区再開発(二子玉川ライズ)の住民被害や反対住民運動を詳細に紹介し、「世田谷問題を精力的に取材されているネット・ジャーナリスト」と評される。
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