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ガーラ・グランディ木場不買運動

江東区東陽のガーラ・グランディ木場や赤羽橋のガーラ・プレシャス東麻布は隣接地境界スレスレの約50cmに建設する悪質な投資用ワンルームマンションです。 ガーラ・グランディ木場は休日祝日無視で作業する突貫工事です。突貫工事は建物の品質もいい加減になりがちです。 https://sites.google.com/site/boycottfjnext/ ガーラ・グランディ木場の仮囲いは粗末である。近隣住民の工事被害を防げるものになっていない。 http://akiba.geocities.jp/uchuubaka/gala.html ガーラ・グランディ木場は自然破壊である。実需とは関係なく、迷惑勧誘電話で無理やり売りつけるために自然が破壊され、醜悪なマンションが建設されることはやり切れない。 https://sites.google.com/site/boycottfjnext/nature

December 27,2011

● 『幻夢の時計』夢の国での冒険活劇

本書(ブライアン・ラムレイ著、夏来健次『幻夢の時計』東京創元社、2011年)はタイタス・クロウ・サーガの一作である。オカルト探偵のタイタス・クロウと盟友アンリ・ド・マリニーが夢の国を舞台に冒険を繰り広げるファンタジー小説である。
もともとクロウは現実社会のオカルト事件に取り組む探偵であった。それがシリーズを経ることで次第に邪神と戦う冒険活劇に進化していった。卑近な例を挙げると日常のドタバタを描く少年漫画が連載長期化により、バトル中心になっていくようなものである。
一方で少年漫画が往々にして人間社会を滅ぼす悪と戦うという形で風呂敷を広げ過ぎて破綻する傾向にある。これに対して『幻夢の時計』の構造はシンプルである。ド・マリニーは囚われた友クロウを救うために夢の国に向かう。クロウは連れ去られたティアニアを救うために怪物と戦う。戦う動機は明確であり、人類全体を救うというような変な気負いはない。
『幻夢の時計』は創元推理文庫に所収されているが、ミステリーの要素は乏しい。敵と味方は明確に線引きされている。真の敵は意外な人物というようなサプライズよりも、悪と戦う分かりやすさが色濃い。クロウは推理力を駆使して謎を解明する探偵ではなく、戦士である。それでも青さのあるド・マリニーとの対比では老練である。
『幻夢の時計』の特徴は夢の国の想像力豊かな設定である。それは一朝一夕に形成されたものではない。その土台は怪奇小説家ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの小説世界から生まれたクトゥルー神話である。中盤の「グラント・エンタビーの述懐」は同じ著者の短編「ダイラス=リーンの災厄」と同一の出来事を扱っている。この舞台となった夢の国の港湾都市ダイラス=リーンはラヴクラフト『未知なるカダスを夢に求めて』に登場する。
人気作家は多作であることが多いが、それは過去の作品を放り投げて次々と新たな作品を生産していくことではない。過去の作品の中に新たな創作の芽がある。過去の作品を大切にすることが表現者として成功の道であることを示している。(林田力)
http://www.hayariki.net/futako4.htm
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林田力の書評

↑   by 林田力 at 22:35 | comments(0) | trackbacks(0)

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『東急不動産だまし売り裁判』著者
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林田力(はやしだりきHayashida Riki)は漫画・ドラマ・書評・不動産・裁判・住民運動・市民運動などジャンルを問わず活動中。著書に『こうして勝った』(ロゴス社、2009年)。東京都世田谷区の二子玉川東地区再開発(二子玉川ライズ)の住民被害や反対住民運動を詳細に紹介し、「世田谷問題を精力的に取材されているネット・ジャーナリスト」と評される。
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