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ガーラ・グランディ木場不買運動

江東区東陽のガーラ・グランディ木場や赤羽橋のガーラ・プレシャス東麻布は隣接地境界スレスレの約50cmに建設する悪質な投資用ワンルームマンションです。 ガーラ・グランディ木場は休日祝日無視で作業する突貫工事です。突貫工事は建物の品質もいい加減になりがちです。 https://sites.google.com/site/boycottfjnext/ ガーラ・グランディ木場の仮囲いは粗末である。近隣住民の工事被害を防げるものになっていない。 http://akiba.geocities.jp/uchuubaka/gala.html ガーラ・グランディ木場は自然破壊である。実需とは関係なく、迷惑勧誘電話で無理やり売りつけるために自然が破壊され、醜悪なマンションが建設されることはやり切れない。 https://sites.google.com/site/boycottfjnext/nature

May 20,2012

● 『モルフェウスの領域』過去の作品を大切にする豊かさ

海堂尊『モルフェウスの領域』(角川書店、2010年)は人工冬眠をテーマにした小説である。『ナイチンゲールの沈黙』の後日談になる。『ジーン・ワルツ』『マドンナ・ヴェルデ』に登場した曽根崎伸一郎が社会的に重要なポジションに位置する。

『モルフェウスの領域』で初登場の日比野涼子も、過去に『ジェネラル・ルージュの凱旋』で描かれた事件と関わりがある。涼子が子どもの頃に出会い、大きな影響を受けた医務官は『ブラックペアン1988』に登場した外科医を連想させる。

過去の作品の設定を利用して物語を構築する桜宮サーガの豊かさが本作品にも表れている。自分の過去の作品を大切にすることが新たな作品を生み出すことになる。焼け野原から経済大国にしてしまうような前に進むことしかできない非歴史的な発想はクリエイティビィティの対極である。

モルフェウスが人工冬眠中の前半は展開がゆっくりしている。それでも、すぐメールを返信してくる相手に、わざと時間をおいて返信するなど静かな戦いが展開される。社会問題になっているメール依存症患者はメールの返信速度を競い、壊れた日本語でメールを出す。そのメールを受け取った相手が不愉快になるという想像力すら欠けている(林田力「電子メールの同期性と非同期性(下)」PJニュース2010年12月17日)。その種の愚かさとは対照的な思考の豊かさが物語に存在する。

モルフェウスが目覚める後半は展開が加速する。バチスタ・シリーズのキャラクターの出番が増え、賑やかになる。他人の目から描写されると田口公平は十分に信頼できる医者である。田口は自分を過小評価している。

『モルフェウスの領域』も過去の海堂作品と同様に官僚の無能と腐敗を描いている。涼子のような能力があり、責任の重い仕事に就いている人物が非常勤に甘んじなければならないところに格差社会の矛盾が表出している。(林田力)
http://www12.atpages.jp/~hayariki/haya/4/9.htm
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林田力の書評

↑   by 林田力 at 21:27 | comments(0)

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『東急不動産だまし売り裁判』著者
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林田力(はやしだりきHayashida Riki)は漫画・ドラマ・書評・不動産・裁判・住民運動・市民運動などジャンルを問わず活動中。著書に『こうして勝った』(ロゴス社、2009年)。東京都世田谷区の二子玉川東地区再開発(二子玉川ライズ)の住民被害や反対住民運動を詳細に紹介し、「世田谷問題を精力的に取材されているネット・ジャーナリスト」と評される。
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